PUMA FAST-R ニトロ エリート3 レビュー|自己ベストを連発した超反発レーシングシューズ

【概要】

今回は、PUMA の「FAST-R ニトロ エリート3」のレビューを投稿します。

このシューズは2025年4月にPUMAから発売されました。

私はこのシューズで、2025ー2026シーズン終盤の

  • 大阪ハーフマラソン
  • 香川丸亀国際ハーフマラソン
  • 熊本城マラソン
  • そうじゃ吉備路マラソン(10km)
  • びわ湖マラソン
  • 30km公認レース

の計6レースを走りました。

結論から言うと、この6レースの中で、

  • 10km
  • ハーフマラソン
  • 30km
  • フルマラソン

全てで自己ベストを更新できました。

性能面は間違いなくトップクラスのシューズだと言えます。

私は7〜8年ほど本格的にマラソンに取り組んできましたが、ここまで一気に自己ベストを更新できたのは、競技を始めた最初の数年以外では初めてでした。

もちろん練習が積めていたこともありますが、それでもFAST-R3の力はかなり大きかったと思います。


【こんな人におすすめ】

概要部分でも触れましたが、私のFAST-R3着用レースのタイムはこんな感じです。


・10km

33分16秒で走りました。

これまでの自己ベストは、2022年初めに出した33分39秒(Nike 初代アルファフライ着用)だったので、FAST-R3で4年ぶりに自己ベストを更新できました。

もちろん、しっかり練習を積めていたこともあります(笑)

ただ、長距離の走力が如実に表れる10kmで4年ぶりに自己ベストを出せたというのは、FAST-R3が少なくとも「悪いシューズではない」ことの証明になると思います。


・ハーフマラソン

大阪ハーフ、丸亀ハーフともに1時間12分台でゴールしました。

それまでの自己ベストは2025年の丸亀ハーフで出した1時間14分台。

ここで一気に2分も自己ベストを縮めることができました。

実は2021年末に1時間14分台を出してから、約4年間ずっと1時間14分の壁を破れずにいました。

もちろんしっかりと練習を積めていた、というのはありますが、今回一気に1時間12分台を2回ポンポンっと出せたのは、FAST-R3のおかげも大きいと感じています。


・30km

30km公認レースは初出場だったので過去の比較対象はありませんが、昭和記念公園の5km×6周コースで1時間47分台を出せました。

24km付近までは、キロ3分30秒〜3分34秒くらいで押していけました。

24km以降は失速しましたが、それはFAST-R3の脚持ちが悪いわけではなく、単純に私が実力以上のペースで突っ込み過ぎました(笑)


・フルマラソン

びわ湖マラソンで使用しました。

びわ湖を走られたことがある方はご存知だと思いますが、このコースは34kmくらいまでずっと向かい風です(笑)

そんな厳しいコンディションの中でも、2時間33分という自己ベストを出すことができました。

それまでの自己ベストは2025年末の防府読売マラソンで出した2時間37分。

ここで一気に4分更新できました。

しかも、次の項目で詳しく書きますが、終盤の失速は全くありませんでした。


【採点】

他シューズとの比較はまた別記事で詳しく書こうと思いますが、現時点での評価はこんな感じです。


・反発性 9.5/10

これまで履いたどのシューズよりも反発を感じます。

  • 初代アルファフライ
  • アルファフライ3
  • メタスピードスカイ東京
  • アディオスプロ3
  • アディオスプロ4

よりも、個人的には明確に反発があります。

0.5点引いた理由は、「将来さらに凄いシューズが出てほしい」という期待込みです(笑)


・軽量性 9/10

様々なサイトを見ると、メンズ27cmで約170gと紹介されています。

実際に履いてみても、本当に軽いです。

FAST-R3の前に履いていた、

  • アルファフライ3
  • アディオスプロ4

と比べると、明らかに軽く感じます。

ちなみに、メタスピードスカイ東京との差はそこまで感じません。

あちらも十分軽いです。

ただ、FAST-R3はその軽さゆえに耐久性への不安は少しあります。(後述します)

9点にした理由は、

  • 将来の技術進歩への期待
  • 8万円シューズ(ADIZERO PRO EVOシリーズ)級の超軽量モデルへの期待 (アディダスがあれだけ軽くできるならPUMAも頑張ればもっと軽くできる!!)

を込めて、あえて1点引きました。

でも、軽さを追い求めるあまり、

  • 反発性が落ちる
  • ソールが4センチギリギリを攻めず、少し薄くなる

ってのはやめて!シューズメーカーさんそこ気をつけて!!(笑)


【おすすめする距離】

結論から言うと、

10km〜フルマラソンまで幅広く使えます。

FAST-R3は「超反発」と言われることが多く、

「フルマラソンでは脚が持たないのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

ただ、私は実際にびわ湖マラソンで、

  • 35kmまでキロ3分39秒前後
  • ラスト7kmはキロ3分35秒を少し切るペース

で走れました。

終盤の失速はなく、むしろ最後にスピードアップできました!(追い風の影響も有り!?)

個人的には、

「フルで脚が持つかどうか」は、シューズ以上に普段の走り込みの影響が大きいと思っています。(偉そうにすみません💦)

このシューズは反発が強いので、

  • ハーフ地点
  • 25km地点

まで余裕を持って進められます。

その余裕が、終盤の粘りにも繋がる感覚があります。

私は「フルマラソンでも反発こそ大正義派」です(笑)

もちろん、

  • 10km
  • ハーフマラソン

との相性もかなり良いです。

特に、ハーフ後半(14キロ、15キロくらい!?)で

「もう一段ピッチを上げたい!」

と思った時に、FAST-R3は本当に気持ちよく脚が回ります。

アルファフライ3と比べると、

「ピッチを上げやすいのに、ストライドは落ちない」

そんな感覚があります。


【他カーボンシューズとの比較】

最近履いていた、

  • アルファフライ3
  • アディオスプロ3
  • アディオスプロ4
  • メタスピードスカイ東京

と比較します。


・アディオスプロ3、4との比較

反発性、軽量性ともにFAST-R3の勝ちです。


・アルファフライ3との比較

軽量性はFAST-R3の勝ち。

ただ、反発はどちらもかなり強いです。

違うのは「反発の質」。

アルファフライ3は、

ドカンとストライドを出せる感覚

FAST-R3は、

ピッチを上げやすいのに、ストライドが落ちない感覚

です。

どちらが好みかは、人によって分かれると思います。


・メタスピードスカイ東京との比較

反発性、軽量性ともに若干FAST-R3が上かなと思います。

ただ、個人的にメタスピードスカイ東京は「スルメ系シューズ」だと思っています。

履いている時は、

「今日はそんなに速くないかな?」

と思っていても、意外とタイムが出ている不思議なシューズです。

この比較は、もう少し履き込んでから改めて書いてみたいと思います。


【シューズの寿命】

私は現在FAST-R3を2足使用しています。


・1足目

  • 大阪ハーフ
  • 丸亀ハーフ
  • 熊本城マラソン
  • 26年度に入ってからの10kmレース
  • 同じくリレーマラソン(4km)

で使用。

レース前後のアップ、ダウンなど込みで、約100〜110km使用しました。

目立った凹みなどはなく、レースの距離にもよりますが、あと2レースくらいでは活躍してくれそうです。


・2足目

  • そうじゃ吉備路マラソン
  • びわ湖マラソン
  • 30kmレース

で使用。

こちらもレース前後含めると約90kmほど使用しています。

(1足目より使用距離は短いけど、削れは早い。個体差ですね!)


写真の通り、特に2足目は、アウトソールが削れ始めています。

場所によっては、少し凹みも見え始めています。

まだカーボン露出まではいっていませんが、もう少しガシガシ使うとカーボンが見えてきそうな気配はあります(笑)

個人的には、

レース用としては150km前後まで

かなと思っています。

その後はお役御免でスピード練習用にする予定です。


【今後】

FAST-R3をさらにアップグレードした、

  • さらに軽い
  • さらに反発が強い

シューズが今後出てくることを期待しています!!

個人的には、

「耐久性はそこまでいらないので、とにかく引き続き軽さと反発を追求してほしい!」

と思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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